Debora Manetti
Debora Manetti はトスカーナで育ち、すぐに画家で博識であった父と同じ芸術家の道を歩むようになりました。ダンテの「地獄篇」を手書きで書き上げた父の姿を見て、カリグラフィーとタイポグラフィーへの愛情を受け継ぎ、その情熱は後にアートディレクター、ビジュアルデザイナー、ブランディング戦略家としてのキャリアに活かされています。また、地方特有のタイポグラフィが持つ、不器用ながらも純粋な自然さをほほえましく感じており、それをモチーフにした書体をデザインすることを好みます。また、受賞したブランディングプロジェクトのために、手書き文字のカスタムフォントとして、小売店スペース用の「Wayfinding」と「Archigraphy 」 (Indigo Awards 2019)、「Type Trends Lookbook」 (C2Awards 2021)、「Pure Stagioni」 (Indigo Awards 2016)、「Good Letters for a Good Life」 (DNA Paris 2021) をデザインしました。TypeCampus.com でプログラムディレクターを務め、慈善事業である Fight for Kindness を立ち上げた後、Francesco Canovaro、Cosimo Lorenzo Pancini とともに、ブランディングエージェンシーである Kmzero と、書体デザイン文化を中心とした企業である Ligature (Zetafonts/Italiantype/Fontmood) を共同設立しました。