「Minion」は、[Robert Slimbach] (/designers/robert-slimbach) が製作し、[Adobe Originals] (/foundries/adobe) が発売したコンテンポラリー書体ファミリーです。最初のリリース以来、「Minion」はテキストやディスプレイ用の多用途書体であることが証明されており、読みやすさと上品さが求められる書籍やエディトリアルデザインで広く使用されています。
「Minion 3」では、Slimbach は「Minion」ファミリーを再検討し、さらに拡大する機会を得ました。ラテングリフの数ほぼ 2 倍になり、完全な IPA (国際音声アルファベット) と同じくアフリカの言語とベトナム語にも対応しました。またキリル文字とギリシャ文字が大幅に改良され、さらにアルメニア文字を導入しました。
「Minion 3」には 4 つのウェイトと 4 つのオプティカルサイズ ([ディスプレイ] (/fonts/minion-3-display)、[キャプション] (/fonts/minion-3-caption)、[小見出し] (/fonts/minion-3-subhead)、および [テキスト] (/fonts/minion-3)) が含まれており、それぞれに対してイタリック体があります。
Adobe Originals プログラムは、1989 年にアドビの社内フォントメーカーとしてスタートし、模範的なデザイン品質、技術的忠実性、美的寿命を備えたオリジナルの書体を作るために設置されました。
現在、書体チームの使命は、デザインとテクノロジーの可能性を追求する洗練された、実験的とさえ言える書体を制作することです。Adobe Originals としてリリースされた書体は、長年の作業と研究の結果であり、その開発の熱意と品質は業界の標準となっています。
Adobe Fonts にある他のすべてのフォントと同様、これらのフォントを次の用途に使用可能です。
デザインプロジェクト
ロゴを含む画像またはベクターアートワークの作成
Web サイトパブリッシング
Web プロジェクトを作成して、サービスから Web サイトにフォントを追加する
PDF にフォントを埋め込んで表示と印刷をおこなう
ビデオとブロードキャスト
フォントを使用して社内用または商用のビデオコンテンツを作成する
使用方法
このフォントの名前は、どこで使用するかによって多少異なる場合があります。
デスクトップ
アプリケーションのフォントメニューでは、このフォントは以下のように表示されます。
{{familyCtrl.selectedVariation.preferred_family_name}} {{familyCtrl.selectedVariation.preferred_subfamily_name}}Web
このフォントを Web サイトで使用するには、以下の CSS を使用します。
font-family: {{familyCtrl.selectedVariation.family.css_font_stack.replace('"', '').replace('",', ', ')}};
font-style: italicnormal;
font-weight: {{familyCtrl.selectedVariation.font.web.weight}};