Modula は Licko が Macintosh を使用してデザインした初の高解像度見出し書体です。当時、デジタルフォントの制作は従来の写真や鉛活字のデザインを機械的にデジタル化することに集中していました。既存のアナログフォントをデジタル化する時は、出来上がったビットマップ (またはスクリーン) フォントのギザギザな線で元の奇妙な字形を模倣するように作っていました。Licko は、このような模倣はデジタルの能力を活かしきれていないと考えていました。従来の書体のニュアンスや読書の習慣に伴う進化を尊重しながら、コンピューターフォントのフォルムはデジタルプロセスとは切り離せない不可分なものとして扱う必要があると考えていました。Modula は、この考えにしっかりと根ざしたものです。
1985 年、コンピューターは微妙な曲線を描くには非常に荒削りでしたが、完璧な幾何学の要素の生成には優れていました。Modula の出発点として、Licko は初期の Emperor Fifteen ビットマップデザインのプロポーションを使い、コンピューターの幾何学的なレンダリング能力の正確さに適応し、その他の技術的に工夫できる点も実験中に発見しました。例えば、ビットマップの書体の解像度をスクリーンからプリンターに上げる近道として、一部のプログラムには「スムーズ」ルーチンがあり、階段状のピクセルが滑らかな斜めの斜線や円形のセグメントに仕上がることを見つけたのです。このスムーズプリントオプションは初期の Macintosh で提供されており、Modula の基本的なルックアンドフィールに多くの刺激を与えました。
Modula はセリフ体やサンセリフ体で利用可能であり、3 ウェイト搭載しています
Emigre Fonts はカリフォルニア州バークレーを拠点とするフォントメーカーであり、書体標本やアーティストブックの出版社でもあります。1984 年から 2005 年までは、ビジュアルコミュニケーションに特化した伝説的季刊誌「Emigre」を発行していました。Emigre フォントライブラリには、Mrs Eaves、Brothers、Matrix、Filosofia を含む 600 種類以上のオリジナル書体があります。
Adobe Fonts にある他のすべてのフォントと同様、これらのフォントを次の用途に使用可能です。
デザインプロジェクト
ロゴを含む画像またはベクターアートワークの作成
Web サイトパブリッシング
Web プロジェクトを作成して、サービスから Web サイトにフォントを追加する
PDF にフォントを埋め込んで表示と印刷をおこなう
ビデオとブロードキャスト
フォントを使用して社内用または商用のビデオコンテンツを作成する
使用方法
このフォントの名前は、どこで使用するかによって多少異なる場合があります。
デスクトップ
アプリケーションのフォントメニューでは、このフォントは以下のように表示されます。
{{familyCtrl.selectedVariation.preferred_family_name}} {{familyCtrl.selectedVariation.preferred_subfamily_name}}Web
このフォントを Web サイトで使用するには、以下の CSS を使用します。
font-family: {{familyCtrl.selectedVariation.family.css_font_stack.replace('"', '').replace('",', ', ')}};
font-style: italicnormal;
font-weight: {{familyCtrl.selectedVariation.font.web.weight}};